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Preservation Act1 全曲訳4「There's A Change In The Weather」
 俺はしがない労働者
 この混沌として気違いじみた世の中で
 精一杯働くだけさ

 僕は中流階級の男
 決して裕福ではないけれど
 どうにかこうにか生きている

 私は上流階級の生まれ
 厄介事が起ころうとも
 あれこれ気にすることはない

 我々は空模様が変わるとにらんでいる
 だから互いに団結しようと思う
 あの空にかかる雷雲が見えるだろう
 生きていきたいからね
 死にたくなどないからね

 空模様が変わりそうだ
 変わればいいと思っている
 良い方に変わって一日が明るくなればいい
 空模様が変わりそうだ
 良いお天気が続けばいい
 良い方に変わって一日が明るくなればいい

 地平線の彼方から大災害が立ちのぼる
 あの兆候を見よ
 まったくの無秩序 そして荒廃
 稲妻に撃たれたように
 雷鳴が恐ろしく響く

 不吉なことが起こるぞ
 災難が引き起こされるのだ
 酷い威嚇と闘争に
 誰もが怯える

 巨大な嵐雲がやって来て
 太陽を覆い隠すだろう
 そして人々を脅かす
 荷物をまとめて逃げるがいい

 空模様が変わりそうだ
 変わればいいと思っている
 良い方に変わって一日が明るくなればいい
 空模様が変わりそうだ
 良いお天気が続けばいい
 良い方に変わって一日が明るくなればいい


社会の変革を、何となしに感じ取った民衆による"胸騒ぎ"の歌なのでしょうか?
しかし、単なる胸騒ぎにしては「holocaust(大虐殺)」「total chaos(完全な無秩序)」「devastation(破壊、蹂躙)」などと、不吉な言葉が乱発されます。

歌っているのは、冒頭に自己紹介のあるとおり「労働者階級」「中流階級」「上流階級」のそれぞれの人物ですが、各自が単独で歌うのは、その自己紹介の部分のみであって、中盤では一人称が『we』と複数形に変わっています。
つまり、ヴィレッジ・グリーンに住む人々が、何となく感じる"不穏な雰囲気"に対抗するために、階級を超えて団結しようと訴える。
そうした内容かと思います。

ただその一方で、民衆の中には先行きに対する不安と同時に、その変革が良い方向に向かってくれればいいなと、密かに期待する気持ちもどこかにあるようです。
そうしてみると、これは団結の歌であると同時に、結局は状況に流されるままになってしまう、一般大衆の日和見主義を揶揄した曲でもあるのかも知れません。

何度も転調を繰り返す複雑な構成を持つ曲で、歌詞もそれに相応しく、まさに混沌としています。
先ほどの一人称にしても、『I』と『we』が所々で入れ替わり、どこの部分を誰が歌っているのか、それを特定することも困難です。
しかし、この混沌とした一曲によって、レイ・デイヴィスはあの「Village Green Preservation Society」から、前曲の「Sweet Lady Genevieve」まで続いてきた、一種ほのぼのとした流れを断ち切ることに成功しています。

リスナーはこの曲によって、平和でのどかなヴィレッジ・グリーンとの決別を宣言されます。
冒頭に挙げた不吉な言葉の連発が、ヴィレッジ・グリーンのその後を暗示しているようです。


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