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Preservation Act1 全曲訳8「Money & Corruption / I Am Your Man」
 俺たちゃあれこれの公約にウンザリだ
 一日中あくせく働いたって金持どもを太らすばかり
 奴らマニフェストとやらを吹き込んでくるけど
 あんなのは全部嘘っぱちで
 あなたの味方ですよってな顔をして
 陰では俺たちを笑ってやがる
 
 金権腐敗が国を破滅させる
 インチキ政治屋が労働者を裏切って
 税金をネコババするんだ
 俺たちゃ羊みたいに飼い慣らされる
 公約なんて聞きたくもない
 どうせ守られやしないんだから
 
 公約、公約
 聞かされるのはマニフェストだけ
 どこかに俺たちの身になって
 引っ張ってくれるリーダーはいないものか
 
 奴らのご機嫌取りはもうたくさんだ
 地べたに這いつくばって
 へいこらしたってシカトされるだけ
 考え無しの羊みたいに
 群れさせられるのはごめんだね
 公約なんて聞きたくもない
 どうせ守られやしないんだから
 
 金権腐敗が国を破滅させる
 インチキ政治屋が労働者を裏切って
 税金をネコババするんだ
 俺たちゃ羊みたいに飼い慣らされる
 公約なんて聞きたくもない
 どうせ守られやしないんだから
 
 立ち上がろうぜ
 女も男も
 金権腐敗で国が滅びるぞ
 どこかに救世主になって
 引っ張ってくれる者はいないか
 どこかに俺たちの身になって
 引っ張ってくれるリーダーはいないか
 労働者よ団結せよ!
 労働者よ団結せよ!
 
  (Mr. Black)
  私は皆さんが自由になる日を夢見ています
  我々は新しい社会に生きるのです
  そこには階級なんてありません
  スラムも貧困もない社会です
  私には新たな社会へのビジョンがあります
  全ての家にはテレビとステレオ
  急速冷凍庫や4チャンネル それに洗濯機も
  さあ労働者諸君!
  団結しようではありませんか!
  
  私こそがあなた方の待ち望んでいた男
  5ヶ年計画を達成します
  兄弟たちよ 私に清き一票を
  私はこの国を守ります
  優良企業を国有化して
  重役たちにも結果を出してもらいます
  責任逃れは許しません
  だから国民の皆さん
  団結しようではありませんか
  
  労働者諸君
  私はあなたと手に手を取って共に働きます
  我々はみな兄弟なのですからね
  私こそがあなた方の待ち望んでいた男
  おお神よ!
  私がこの国をどれだけ愛していることか
  さあ共に集い
  祖国を救おうではありませんか
  
  私は皆さんが自由になる日を夢見ています
  我々は新しい社会に生きるのです
  そこには階級もスラムも貧困もありません
  
  さあ労働者諸君!
  団結しようではありませんか!
  すべての国民よ!
  団結しようではありませんか!


レイ・デイヴィスという人物は“保守的かつ反権力”という、いささか複雑な思想の持ち主であるようです。

『Well Respected Man』とか『Arthur』とか、あるいは『20th Century Man』といった諸作品を見る限り、イギリスの伝統を重んじた、極めて保守的な人物というイメージのレイですが、こと権力に対してだけは、かなり急進的な考えを持っているように見受けられます。

試みに、うちのブログで紹介させてもらった、以前のインタビューを見返してみると、2010年12月には

Q:現実世界の悪者とは…
A:大部分の政治家と権威のある奴

と発言して、その思想を公にしているのをはじめ、2011年11月には、もっと具体的に

Q:あなたの歌の多くは、小市民が巨大な組織や企業に立ち向かうさまを扱っています。今現在も、このいさかいは続いていると思いますか?
A:そうした戦いは数10年にわたって増大していると思う。それがこの3年くらいで、段々と世間に知られるようになってきた。
君が「プリザベーション」を知っているかどうか分からないけど、そこで僕はこの種のことに触れているんだ。
僕がこういう考えを持つようになったのは、僕の生い立ちが影響しているんだと思う。僕が生まれ育った戦後のロンドンでは、ずっと耐乏生活が強いられていた。イギリスは第二次世界大戦の数10年、復興のために非常に苦労した。
時が経っても、イギリスにはアメリカのような楽観的なところがないままだった。だから僕は、この国特有の考え方を持つようになったし、それが歌にも反映されるんだと思う。
「プリザベーション」は指導者の汚職についての物語だ。イギリスではこの夏、暴動が引き起こされたけれども、それは「プリザベーション」そのものだ。恐ろしいことだが、でも人々の抵抗は避けられない。
どちらが正しいとか間違っているとか、それは僕には分からないけど、そこに社会不安があることだけは確かだ。ウォール街あたりでも、何か行動を起こそうという空気が大きなうねりになりつつあると聞く。はっきりとした成果が出るかどうか、僕には分からないけれども。

と語っていて、彼が政治に不信感を持つに至った、その経緯なども明らかにしています。
どうもレイ先生には「政治家は汚職をするもの」であり、「一般市民の敵」とでも考えているような節があります。

さて、今回のこれは、彼のそうした思想が多分に投影された『Preservation』の8曲目。
いきなり“金権腐敗”とか“労働者よ団結せよ”とかいう言葉が飛び出して、アルバムのこれまでの流れからすると、非常に唐突な印象も受けますが、実質的にはこの曲以降が本当の意味での『Preservation』であって、むしろこれ以前の7曲のほうが『Village Green Preservation Society』を引き継いだ、本編前のプロローグということになるのでしょう。

この曲から、Act1〜Act2を通しての重要なキャラクターである、Mr. Blackが登場して、ようやくここから『Preservation』は物語として動き始めることになります。


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| Preservation全曲訳 | 21:54 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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