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ウィリアム・ブレイク
 


いよいよレイ.デイヴィスの新譜『The Kinks Choral Collection By Ray Davies』のアルバム・ジャケットが公表されて、何となく『フォビア』を思わせるようなタッチなのですが、これはウィリアム.ブレイクが1805年に描いた『God Writingupon the Tables of the Covenant』という水彩画で、モーゼの出エジプト記に材をとった作品なのだそうであります。

さて、ウィリアム・ブレイク…。
名前だけは知っていましたが、これまであまり深く追求したことのない人だったので、つい気になって調べてみました。

まあ一言で言えば、18世紀の芸術家ということになる訳ですが、詩作と絵画を共にこなすので、現代に至るまで、文学、音楽、絵画など様々なジャンルのアーティストからリスペクトされ続ける、物凄いカリスマ性のある方だったんですね。

とりわけロック・ミュージシャンへの影響は多大なものがあるみたいで、良く知られているところでは「ドアーズ」のバンド名が、ブレイクの詩から影響を受けたオルダス・ハクスリーの著作タイトル『知覚の扉』に由来する、という逸話でしょうか。

ウィキペディアをちょっと見ただけで、アトミック・ルースターやEL&P、タンジェリン・ドリーム、パティ・スミス、アイアン・メイデンといった名前がずらりと出てきて、それぞれがアルバム・ジャケットや曲の歌詞に、ブレイクの作品を取り入れていると書かれています。

試みに彼の詩を読んでみると、なるほど現代のアーティストが、こぞって彼を取り上げる理由もわかる気がします。

レイもアルバム・ジャケットにブレイクの作品を持ってくるくらいだから、彼の信奉者なんでしょう。

そこで、ファンとしては…、さて、どうしよう?
ネットに出回るブレイク評は、何だかやたらと小難しくて、とてもその著作を手にする勇気は無いわけですが、せめて絵画や詩でも眺めながら、レイの新譜に思いを馳せることにいたしましょうか。


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| Around The Kinks | 18:46 | comments(4) | - | pookmark |
清志郎さん…
 Yahooのトピックスで第一報を知って、不思議なことに、自然と涙があふれました。

本当は、それほど熱心な聴き手ではなかったのです。

ブレイクする直前に一度だけライブを見て、好きになったんだけれども、その後一気にスターダムに駆け上ってしまったから、聴き手としては常に距離を置いてきてしまいました。

だから、一番好きなアルバムは『シングルマン』。
いま、「甲州街道はもう秋なのさ」なんか聴いたら、絶対に大泣きするに違いないから、今日は聴かない。

タイマーズでの活動なんかを見ると、思想的にはものすごく欧米のミュージシャンのスタンスに近い人だったなと感じます。
わけても政治的なメッセージをあめ玉に詰め込んで、リスナーの口の中に放り投げるやり方は、ジョン・レノンの技法にも肉薄する、非常に高度なものであったと思っています。

清志郎さんを象徴する「愛し合ってるかーい!」という言葉は、欧米における「Love & Peace」そのものであって、実のところ僕たちは、清志郎さんによって初めてこの思想を直訳してもらったんじゃないかという気もします。

あれほどアクティブに、アグレッシブに活動されていた方がお亡くなりになるというのは不思議な気がしますが、あの人が種をまいた日本におけるロックの魂は、きっとこれから大きく花を咲かすものだと信じたいと思います。

忌野清志郎さんのご冥福をお祈り申し上げます。



| Something Else | 00:18 | comments(2) | - | pookmark |
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