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カム・ダンシング・ミュージカル 2010



日本にいると、イギリスの小演劇状況などというものは、全く把握できないのですが、昨年から上演されているレイの「カム・ダンシング・ミュージカル」が、どうも彼の地ではかなり好評らしく、2010年の公演も続々と決定しているようです。

僕が断片的に集めた情報では、2010年の1月21日から30日までの間、ロンドンの「Churchill Theatre」での上演が決定して、既にチケットが売り出されているほか、3月8日から13日はリバプールの「Empire Theatre」、3月22日と23日はエジンバラの「Playhouse Theatre」、5月にはサンダーランドの「Empire Theatre」で上演予定と、ロンドンだけでなくイギリス各地を回るスケジュールが組まれています。


ミュージカルの紹介サイトを見ると、

 Come Dancingは私達を50年代のボールルームへと連れ戻してくれます。
 ロックン・ロールが出現した頃、ダンスとロマンスが幾千も花開きました。
 印象的なダンスと10代のハートウォーミングなロマンス、
 物語は時代を超えた素晴らしい歌の数々で彩られています。

などとあり、更には劇中歌として「Come Dancing」はもとより、「Waterloo Sunset」「Tired Of Waiting For You」「You Really Got Me」も登場するなどとも書かれていて、キンクス・ファンには堪らない舞台みたいですね。

まあ、想像では50年代イギリス版の「アメリカン・グラフィティ」みたいな趣なのかな?とも思いますが、実際のところどうなんでしょう。

しかし、それにしても、この物語にレイ・デイヴィスはどう絡むのか?
そもそも、レイは毎回これに登場してるのか?(本人のギグの合間を縫って?)
イギリス以外での公演は?
日本公演の予定は?(まあ、ないだろうけど)
????

などなど、遠い日本では謎だらけのこのミュージカル。
劇場プロデューサーとしてつとに著名なビル・ケンライトが制作していることからも判るとおり、イギリスではきちんとしたプロモーションも行われていて、僕が当初イメージしていたようなロンドンの「アングラ演劇」の類いでないことだけははっきりしました。


ああ、もうキンクス再始動の噂もいつの間にやら霧散してしまい、レイのソロ来日もおそらく希み薄、となると、このミュージカルでもいいから日本に来てくれんかなあ!と、はかない希望を持つ私なのでした。

でも、劇団四季による翻訳版上演とかいうのだけは、絶対に反対ですから!


【おまけ】
このページから入ってゆくと「カム・ダンシング・ミュージカル」の壁紙がゲットできるよ!


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| Around The Kinks | 13:24 | comments(0) | - | pookmark |
デイヴの近況を少し…




前回の記事でデイヴに触れたら、ちょっとした反響をいただいたので、調子に乗って最近のデイヴのビデオをアップ。


……うーん、まあコメントしづらい映像ですが…。

ビデオを見てもお分かりの通り、このところのデイヴはヒンドゥー教に帰依しているらしく、若干これが前面に出すぎるきらいがあります。

曲のタイトルも「Rock Siva」なわけで、これはいわゆるシヴァ神ですよね。

まあ、このあたりはジョージ・ハリソンからの影響なのかもしれませんが、ファンとしてはちょっと引き気味になっちゃいます。

彼のサイトで見ることの出来る新作DVD「Mystical Journey」の予告ビデオも、前編こんな感じになっていて、昔の彼しか知らない人は、大いに戸惑うかもしれませんね。


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| Around The Kinks | 20:02 | comments(4) | - | pookmark |
不良少年のメロディー

ポリス・アカデミー・シリーズなどで活躍していた、アメリカのスタンダップ・コメディアン、ボブキャット・ゴールドスウェイトは、最近では映画監督としてご活躍らしく、この夏にはロビン・ウィリアムズ主演の「World's Greatest Dad」がアメリカで公開ということで、話題になっている(らしい)。

実を言うと、僕はボブキャットさんを全く知らないので、これくらいのことしか書くことができないのですが、では、何ゆえにこの方を紹介しているのか、という話であります。


どうもアメリカでは、先のロビン・ウィリアムズ主演映画がちょっとした話題になっているらしく、彼はチョコチョコとインタビューをこなしています。
さて、そこで出てきたのが彼の次回作の話…。

彼の次なる作品は、ちょっとビックリ!
キンクスの『不良少年のメロディー (Schooboys in Disgrace)』を下敷きにしたミュージカル映画になるらしいのです。

この話を持ち込んだときのレイ・デイヴィスの反応は「誰がそんなものを観たがるんだい?」だったそうですが、それでもボブキャットさんは、この件でレイから許可を得たということで、どうやら映画化は間違いなさそうです。

まあ、ロビン・ウィリアムズが主演する映画さえ、日本での公開は未定のような状況なので、仮に完成したところで日本でこれが観られるかどうかは怪しいところですが、しかし、キンクス・ミュージックがBGMに満載の映画だったら、渡米してでも観たいものだと、今から期待に胸がときめきます。


それにしても、ああ、僕はデイヴにこの役をやらせたかったなあ!
何で70年代にこの企画立てなかったかなあ!


さて、あなたなら主役の男の子、誰にやらせたいと思いますか?


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| Around The Kinks | 21:27 | comments(6) | - | pookmark |
Kinks Choral Collection を聴いてみた

1. Days
2. Waterloo Sunset
3. You Really Got Me
4. Victoria
5. See My Friends
6. Celluloid Heroes
7. Shangri-La
8. Working Man's Cafe
9. Village Green
10. Picture Book
11. Big Sky
12. Do You Remember Water
13. Johnny Thunder
14. Village Green Preservation Society
15. All Day and All of the Night


レイ・ディヴイス先生も、いつの間にか年をとりました。
そしてワーキングマンズ・カフェに集うおじいちゃん達にも無理なく聴ける、この穏やかなセルフカバー・アルバムを作りましたとさ。
メデタシ、メデタシ…。


などと書いたら、あまりにも皮肉っぽく聞こえることでしょう。
でも、こんな書き方しか浮かばないくらい、ここでのレイ先生は本当に穏やかそのものなのです。

アルバム自体は、当初危惧していたような、コーラス隊によるキンクス・カバー集ということではなくて、レイがメインで旋律を歌う歴としたソロ・アルバムだし、キチンとしたバンドもついてます。
ただ、コーラスの中に放り込まれると、レイのヴォーカルはいかにも弱いし、バンドに至っては、まるでカラオケのような、実にオーソドックスで大人しい演奏しかしてくれません。

曲目もまあ、やはり合唱隊との競作というところを念頭に置き過ぎたためでしょうか、キンクスの中でもコーラスに馴染みやすい曲ばかりがラインナップされていて、驚きや新鮮味には欠ける印象です。
例えば「Days」とか「Shangri-La」のような、元々が重厚な曲では、これにコーラスを加えれば当然こういう風になるだろうという、こちらの予想の範囲内での出来栄えであって、せっかくの合唱団とのコラボも100%生かしきれれていないような気もします。

逆に「You Really Got Me」のような、合唱とは相容れなそうな曲のほうに、独創的なコーラス・アレンジが施されていて、聴き手としては、出来れば時間をかけて、この路線のほうに力を注いでほしかったなあと、これはまあ無責任な、いちファンの希望ですが…。


さて、何度か通して聴いてみて、アルバムのピークは、意外なことに「Working Man's Cafe」に設定されているのかな? という感じを受けました。
キンクス往年の名曲群の中にポツリと置かれた、2007年発表のこの曲ですが、しかし、レイのボーカル的にも、コーラス的にも、バンド・サウンド的にも、僕にはアルバム中、最も力の入った作品だと感じられました。

で、そこで、ああそういうことか、と閃いたんですが、実はこれこそが、まさにアルバムの制作意図だったんじゃないかなあと…。

つまり、アルバムのターゲットは、ブリティッシュ・ビート草創期にキンキー・サウンドに夢中になった世代。
キンクス達とともに年をとって、今はロックなんか聴かないけれども、あの頃のことを懐かしく思い出す世代に向けて、レイはこの穏やかなアルバムを作った。

そう考えれば、バンドが異様に大人しい訳も、曲目がスローに偏る訳も、そもそもロックとはかけ離れた合唱隊と一緒にアルバムを作ったこと自体も、一切が腑に落ちるじゃありませんか。


HMVのサイトではこれが「イージーリスニング」に分類されていて、聴く前には、そりゃあないだろう!と、ちょっとした憤りを感じたりもしましたが、しかし、一聴すれば、これはまさしく寛いで楽しむための軽音楽。
冒頭に書いたように、ワーキングマンズ・カフェに集うおじいちゃん達にも無理なく聴ける、極上のイージーリスニング・アルバムだなあ、というのが、かれこれ3週間くらいずーっとこればかりを聴き続けた後の、今現在の感想なのであります。


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| Heavy Rotation | 10:01 | comments(7) | - | pookmark |
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