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前回リンクしておいたレイのインタビュー記事を、最後のほうまでお読みになった方なら、彼がキンクス再始動について、かなり踏み込んだ発言をしていたことにお気づきかと思います。
インタビューの前文にいわく…
Ray now wants to work with his brother Dave for the first time since The Kinks split in 1996.
…これって、レイは今、1996年のキンクス活動休止以来、初めてデイヴと一緒にやる気になってるって言ってますよね。
おいおい「1996年以来初めて」って…。
じゃあ今まで何度となく出ては消えていった、アンタ発信の再結成話の数々は、ありゃ一体何だったんだ?
とか突っ込みたくもなりますが、まあ、そこはとりあえず良しとして。
今回のインタビューで興味深いのは、デイヴのカムバックに向けて「まずは低いキーのショーから始めてみたらどうだい?」とアドバイスしたことを明かしているくだりです。
しばらく前にお伝えした、デイヴの来年早々の短いアメリカツアーが、レイのこのアドバイスを受けてのものであるならば、彼もまたキンクス再始動に前向きであると考えられます。
まあ、この件についてデイヴからは一切発言が無いので、これだけでは何とも言えないのですが、それでも再始動の機運は徐々に熟しているように感じられるのです。
では、それはいつ頃になるのでしょうか?
デイヴの肩慣らし的アメリカ・ツアーは短いので、2月半ばには終わり、次はイギリスあたりで、夏くらいまでの本格的なステージを開始するんじゃないかという気がします。
レイは先のインタビューにもあるように、しばらく前からスプリングスティーンなんかと一緒に、デュエットのアルバムを作りたいと言っていて、それを優先するだろうから、たぶん夏まではレコーディング、及びプロモーションで忙しい。
一方、ジュリアン・テンプルの映画が進行中で、仮に完成までにあと10ヶ月かかるとして、秋頃には公開される(?)
…のようなことを色々と勘案して、
当ブログとしては、キンクス再始動を2010年10月頃と予想してみました。
どうかな?
無いかな?
さあ、皆さんはどう思われますか?
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情報と言うほどの情報ではないのですが、「NEWS OF THE WORLD」というサイトに掲載されたレイのインタビューを見ていたら、現在進行中であるらしいジュリアン・テンプル監督によるキンクス映画についての発言が気を引いたので、ちょっとご紹介…
レイいわく
「I don't mind who plays me - so long as they're not too good-looking! 」
これはつまり「よほどのイケメンでもない限り、誰が僕の役を演じようと気にしないよ」といったニュアンスだと思うんですが、ここで僕はオヤッ?と思ったのです。
まあそれは、僕の勝手な思い込みだったわけですが、ジュリアン・テンプルと言えば、セックス・ピストルズの『The Great Rock 'n' Roll Swindle』とか、最近ではジョー・ストラマーの伝記映画のような、ドキュメンタリーに長けた監督という認識だったので、今回のキンクス映画も、彼らの過去から最近までの映像を集めた「キンクス・ヒストリー」みたいのものになると思っていたわけです。
ところが、キンクスの役を俳優が演じるということは…?
そうするとこれは、スチュアート・サトクリフ在籍時のビートルズを描いた「バックビート」とか、オリバー・ストーンが撮った「ドアーズ」みたいな、ロックバンドに材をとった、フィクション作品になるわけですね。
意外と言えば意外でしたが、それならそれで、どんな映画になるのか楽しみでもあります。
「時計仕掛けのオレンジ」を地で行くような、悪漢兄弟の成功と挫折を描いたピカレスクになるのか、ファッションに浮かれたスィンギング・ロンドンをせせら笑う、ひねくれバンドの風刺映画なのか、はたまた兄弟が故の愛情と憎しみに焦点を当てた人間ドラマなのか。
願わくば、ブライアン・ジョーンズという「素材」だけに頼りきって、ブライアン死亡前後の事情を知らない観客を置いてきぼりにするような『ストーンズから消えた男』みたいなマニアックなモノではなくて、観る人全部をkinksファンにしてしまうような、素敵なキンキー映画でありますように。
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レイのオフィシャル・サイト内のフォーラムとか、その他、向こうの色々な書き込みで騒ぎになっているけれども、来年1月から開始される予定だった、『カムダンシング・ミュージカル』のイギリス・ツアーが、製作を取り仕切るビル・ケンライト・オフィスの意向で、すべてキャンセルされた模様です。
キャンセル理由など、未だ詳細を探しきれてないので、なんとも言えないところですが、普通に考えて、1月から5月まで全公演の劇場が決まっており、チケット販売もすでに開始されている舞台が、開始の1ヶ月前になって、いきなり取り止めになるという事態は、明らかに異常と言わざるを得ません。
一体何が起きているんでしょうか?
昔じゃないんだから、またレイの悪い癖が出て、プロデューサーとひと悶着起こしたということも考え難いし…。
現在レイは、アメリカツアーを無事終えて、12日からのイギリスツアーの準備中。
インタビューなどにも積極的に応じていますが、例によって「キンクスの再結成もあり得るかもよ…」などと思わせぶりに答えるほか、『カムダンシング』についても前向きな発言をしていて、今回のこの件は本当に唐突だったことをうかがわせます。
詳しいことが分かり次第、またこちらにアップしたいと思いますが、とりあえず今日のところは、情報としてだけ書き込んでおきます。
ま、ミュージカルツアーの恩恵にあずかれない日本のファンとしては、レイが今回の舞台に半年間も縛られることがなくなった代わりに、極東の方ででもライブを行ってくれれば、逆に嬉しいニュースになるんですけどね。
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