一定期間更新がないため広告を表示しています
確か去年の今頃も、ブログの更新頻度がズキューンと落ちてしまい、個人的に焦りまくっていたわけですが、今年もまたやっちまいました!
思うに4月というのは、意外に忙しい月なのですな。
3週間も更新なしのまま、もう明日から5月であります。
さて、この間のキンクス関連のニュースをまとめてアップしておきますと…
…とは言うものの
レイのアメリカツアーは3月いっぱいで無事終了。
次は5月4日から始まるUKツアーということで、4月中はリハーサル期間なんでしょうか、レイは表立った活動を今月いっぱいしていません。
次にデイヴ。
デイヴに関しては、彼が製作したフィルム「Mystical Journey」が9月7日に全米発売になるという、このただ一点の話題くらいしか見当たりませんでした。
病気のほうは大丈夫なんでしょうかね?
ミック・エイヴォリー率いるKast Off Kinksは、3月に8回、4月にも2回のイギリス国内でのギグを行っていて、それもグラスゴーやエジンバラにまで出かけていくという、かつてないほどの規模でありまして、これ意外とダークホース的な人気グループになりつつあるんじゃないでしょうか?
レイとデイヴが揃わない限り「キンクス」を名乗れないというのであるならば、個人的には、レイがこのバンドに合流して、サブ的に活動するという行き方もありなのかな、と思っているので、ここはひとつミックはじめ他のメンバーにも頑張って欲しいものだと思います。
メンバー以外では、キンクスの再結成を追ったGeoff Edgersという人のドキュメンタリー映画「Do It Again」が、引き続き色々な映画祭で上映されているようで、英米ではブログ・レビューなども複数アップされているみたいです。
まあ、御本尊の皆様がこの状態ですから、キンクス・ブログとしては紹介したいネタもなく、非常にきつい1ヶ月でした。
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2〜3日前にweb配信されていた産経新聞の「ロック誌高齢化の波 心は熱く目には優しく活字大きく」という記事に、文字通り「目」からうろこが落ちました。
この「ロック誌」とは「レコード・コレクターズ」のことですけど、熱心な読者はほとんどが50代半ば、アンケートはがきには「字が小さくて読みにくいので大きくしてほしい」という要望が寄せられるため、今後は活字を現在より10%大きくすることにした、という内容。
決して彼らを揶揄して言う訳ではありませんが、かつて「30を過ぎた奴を信じるな」とか「ジジイになる前に死にたいぜ」といったフレーズに心酔していたキッズ達が、今や老境に差し掛かっているんですね。
ロックはすでに若者の音楽どころか、老人の音楽へと移り変わっているということなんでしょうか。
ここ最近はJ-POPの隆盛に反比例する形で、若者の洋楽離れが深刻だというし、世界的に見ても、新しいロック・ミュージシャンが、ビートルズやストーンズの頃ほど革新的なものを生み出しているとは到底思えない。
そうすると、必然60年〜70年代にロックを原体験した世代が、ずっとそのまま当時のミュージシャンを追い続け、日本の洋楽マーケットを支え続けることになります。
大物アーティストの来日が相次ぐのも、名盤のデラックス・エディションが高値で発売されるのも、ロックが既に若者の音楽で無くなったことの証と言えるかも知れません。
僕はつい最近、書店でレッド・ツェッペリンの写真集を熱心に立ち読みする70歳くらいのオジイちゃんを目撃して、ある種の衝撃を受けた記憶がありますが、よく考えたら、こんなことはこの時代、当たり前の光景になりつつあるんですね。
僕が長いことイメージしてきた「ロック=若者」とか、「ロック=反逆」などというアナクロな図式は、とっくの昔に、完全に過去のものになっていたようです。
ポール・マッカートニーは、その昔「64歳になっても僕を必要としてくれるかい?」と歌ったけれど、ここで言う「64歳」は想像もできないほど遠い未来にやってくるであろう「老い」の象徴であったはず。
ところがポール自身が64歳をもう4つも過ぎてしまって、かつてのリスナーも、それ相応の年になっている。
「ロック」と「高齢化」などという、以前は最も遠いところにあると思われていた、相反するような二つの言葉が、当たり前に並べて語られる時代が、遂にやって来たみたいです。
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Dave EmlenさんのUnofficial Kinks Web Siteを見ていたら、前々から発売が話題になっていたDVDのプロモーション・フィルムが紹介されていたので、孫引きでご案内しておきます。
宣伝文によれば、これは60年代から90年代にかけてのキンクスのパフォーマンスを、バンド・メンバーのコメントともに紹介するヒストリー物だということで、実際のプロモを見てもわかるとおり、これまであまり公開されたことのない映像も、ある程度含まれているようです。
収録時間は90分程度と、WHOの「アメイジング・ジャーニー」などと比較すると、相当物足りない感じはしますけれども、まあ僕が言うのもなんですが、キンクスの歴史って、例えばフーにはウッドストックがあったり、キース・ムーンの奇行や死があったり、暴動さながらのステージがあったりといった見せ場の多さに比べると、若干ドラマチックさに欠けるきらいがあるので、これは仕方のないところでしょう。
イギリスでは5月に発売になってますが、さあ日本では発売までこぎつけることができるでしょうか?
ただ、さっきの宣伝文の中には「アメリカ、イギリス、ドイツ、そして日本でのコンサートの模様を含む」となってますから、これちょっと期待がかかりますね。
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