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アーサーを読み解く(番外編) タイトルの秘密

…と言うほどのネタではないんですけど、「アーサー、もしくは大英帝国の衰退ならびに滅亡」の原題
『Arthur Or The Decline And Fall Of The British Empire』って、
あれレイ・デイヴィスのオリジナルかと思っていたら、そうじゃないのね。
恥ずかしながら、最近になって気がつきました。

元になるのは、18世紀にイギリスのエドワード・ギボンという人の書いた
『The History Of The Decline And Fall Of The Roman Empire』。
一見ほとんど同じであって、これは誰が見ても「アーサー」の原題は、ギボンさんの著作のパロディーだということが一目瞭然ですね。

ちなみにギボンの書いた『The History Of…』は、ローマ帝国の興亡を描いた歴史書の古典でありまして、当然日本でも翻訳が出ている。
岩波とか筑摩とか、そういうところから出されているのだけれども、どの出版社から出ようとも、タイトルは一緒。
一般に流布しているその邦題は「ローマ帝国衰亡史」。
ひょっとしたら、歴史かなにかの教科書で、一度くらいは目にしたことがあるかも知れない。


まあ、「アーサー、もしくは大英帝国の衰退ならびに滅亡」という邦題に異議を唱えるわけではないのです。
一見すれば分かる通り、原題をそのまま直訳しているわけだし、それがゆえに日本語タイトルとしてのインパクトは相当に強く、また印象にも残る、実に傑出した邦題であるとは思います。
だけどこれだと、タイトルをギボンの著作のパロディーにするという、レイ・デイヴィスが意図した“お遊び”にまでは、残念ながら思い至ることが出来ませんね。

レイの意図を汲もうとするのであるならば、邦題は
「アーサー、もしくは大英帝国衰亡史」
というのもアリだったかなあ、と思います。
そしたらこのタイトルにピンとくる歴史好きな人が、多少なりとも出たかも知れない。

ま、今となってはどうでもいい話ですが。

ところで、ギボンの著作からタイトルをいただいたレイ先生本人は、本書を読破したのでしょうか?
「ローマ帝国衰亡史」は、例えば筑摩文庫で見ると、一冊500ページの分厚い本が、全10巻にも及ぶ大作で、内容もそれなりに難しくて、僕なんかにはとてもじゃないけど手が出せない。
しかし、さすがにそこは「読書をするというのは、俺にとって大いなる快楽であり贅沢なんだ」と豪語していた先生のこと、キッチリと読み込んだうえでのタイトル借用に違いない。

いやいや、そうするとひょっとしたら、アーサーの物語を解く鍵が、「ローマ帝国衰亡史」の中に隠されていたりとか?
仮にそうなら、僕はもう完全にお手上げです。


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| Arthurを読み解く | 20:52 | comments(4) | - | pookmark |
英国某フェスのレイ・デイヴィス“神プレイリスト”

例の英国某フェスティバルの最終日。
この日はレイ・デイヴィスがロンドン・フィルハーモニック・オーケストラとクローチ・エンド・フェスティバル・コーラスを従えて、ヴィレッジ・グリーンを全曲演奏する、という告知がされていたステージですね。

以下、こちらのサイトから引用させてもらって紹介すると…


【Ray Davies at the Royal Festival Hall】19 Jun, 2011

 Village Green
 Picture Book
 Big Sky
 Do You Remember Walter
 Animal Farm
 Last of the Steam Powered Trans
 Starstruck
 Monica
 Sitting by the Riverside
 All of My Friends Were There
 People Take Picture of Each Other
 Johnny Thunder
 Village Green Preservation Society
 (Wicked Annabella) ※曲順不明
 (Phenomenal Cat) ※曲順不明

 Shangri-La
 Victoria
 See My Friends
 Sunny Afternoon
 Imaginary Man
 You Really Got Me
 Dead End Street
 Celluloid Heroes
 The Way Love Used to Be
 A Postcard from London
 Waterloo Sunset
 Days
 Lola
 All Day and All of the Night
 Come Dancing
 Low Budget


ウワッ!なんだこの神過ぎるプレイリストは!

第1部では告知のとおり、ヴィレッジ・グリーンを全曲演奏。
第2部以降ではキンクスのヒット曲を連発と、まさに“神”状態のステージではないですか。

たぶん、僕、この場にいたらチビッていたかも知れない。
いや!チビッていたに違いない!


それにしても、改めてみるとレイ先生、名曲いっぱい持ってますねえ。
今回これで30曲くらいを演奏しているわけだけど、以前の記事で紹介した、6月10日のステージと重複しているのは、せいぜい10曲ほどしかない。
その10日にも“神曲”を、恐らく30曲は演奏しているわけだから、それを考えると、今回のフェスティバル用に用意していたのはおよそ50曲。
そのどれもが、ファンを失禁させかねない名曲揃いなのだから、やっぱり凄いぞレイ・デイヴィス!

なんとか来日してくれないもんかな。










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| Around The Kinks | 10:24 | comments(4) | - | pookmark |
デイヴ・デイヴィス最新インタビュー

Hartfordというサイトに載ったデイヴ・デイヴィスへのインタビュー。

以下はその一問一答からの抜粋。

Q:君はロンドンのフォーティス・グリーンにある、デンマークテラスに住む音楽一家に、8人兄弟の末っ子として生まれたんだよね?

Dave Davies(以下DD):そうだよ。父は60年代の初めまで、バンドでバンジョーを弾いていたんだ。

Q:君を含めた、60年代の有名な「ブリティッシュ・インヴェイジョン」のミュージシャン達は、スキッフルをプレイしていたんだって?

DD:そう。スキッフルはディキシーランド・ジャズと50年代のフォーク音楽、それにブルースを混合して出来たものなんだ。あと僕に衝撃を与えたのは、ブルースマンのレッドベリーだったね。

Q:君は兄のレイと一緒に、一家のフロント・ルームであの「You Really Got Me」のリフを生み出したんだね?

DD:そうさ。僕はヴェンチャーズやジョニー&ハリケーンズのリズムギター・プレイヤーからも影響を受けた。彼らは6弦全部を使うイギリスのミュージシャンとは対照的に、低音の3弦を集中的に使うんだ。

Q:君はディスト―ションの利いたパワー・コードの先駆者の一人だと思うんだけど?

DD:アンプはElpicoだったけど、僕は剃刀をもってスピーカーコーンの中心から端までを切り裂いたんだ。で、それをプリアンプとして、もっとでっかいVOXに繋いだわけ。

Q:最新作の「Aschere Project-Two Worlds」では、息子のラッセルと共演してるね。

DD:奴はキンクスの大ファンなんだ。それでこの10年くらいミュージシャンをやってる。AbacusとCinnamon Chasersという、2つのバンドにいたんだ。それから、DJとしていくつかのフェスティバルにも出たことがある。あのアルバムはエレクトロニック・ダンスとロックン・ロールとのフュージョンなんだ。

Q:CDにはシンセサイザーの多用が感じられるね。もちろん君の特徴的なギター・ワークもだけど。

DD:そうね。

Q:君はMystical JourneyというDVDもリリースしたよね。これについてちょっと話して。

DD:いいとも。その組織は、精神面よりはむしろ、僕たちが毎日直面する対外的な試練に対処する方法を教えてくれる。例えば、南米の土着的なシャーマンは水が必要な時には雨を降らせることが出来る。僕たちは保守的な考えから逃れて、僕たちの周りにあるエネルギーを利用する必要がある。ヨガでそうするように、僕たちは深く呼吸をし、深く考えるんだ。

Q:近い将来キンクスが再結成する見込みはどう?

DD:僕たちは、目下何をするかについて話し合っているところなんだ。


− 引用終わり −

えーと、Mystical Journeyのところの訳は、全然自信ないです。すいません。
ま、デイヴがこうしたニュアンスのことを言っていると分かってもらえれば、それで良いだろうと…。

しかしそれにしても、今回はこれまで何度も目にしてきたような、ありきたりのやり取りが続きましたね。
たとえばこれが、10年前に行われたインタビューだと言われても、全然信じちゃうくらいですね。

いや、ハッキリ言って最近のインタビュアーは、このインタビューで言えば最後の一問を聞きたいがために、長いことのらりくらりと、どうでもいいようなことを質問してるんじゃないんすかね?
ええ?

ただまあ、
「キンクスが再結成する見込みはどう?」
「いやー、いままさに、お互いに何かできるんじゃないかって、話し合ってるところなんだよねー」
この発言も、今まで何度も聞いてますけどね。

しかし、レイは前回、再結成に関して少し後退した言い回しをしていたけど、デイヴに関しては、ほんの一言とは言え、不思議と前向きな発言を続けてますね。


と言うことは、ほんの少しでも見込みは有るのか?
うーん、そしたら諦めず、待ち続けることにしようかな!



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| Around The Kinks | 23:39 | comments(4) | - | pookmark |
Happy Birthday Mr.Ray Davies

 

今日はレイモンド・ダグラス・デイヴィス先生の誕生日。
御年67歳であります。

このブログ記事で振り返れば、ちょうど2年前の今頃は、先生はコーラス・アルバムのプロモーションの真っ只中。
それから続けざまに、デュエット・アルバム「See My Friends」の制作に入って、ベテランから新人までの強力ラインナップとの格闘の末、昨年秋にこれを完成。
そして今年も、つい先週までサウスバンク・センターで開催されていた、大規模フェスティバルのキュレーターをこなすなど、まだまだ精力的に走り続けておられるご様子。


今後は、いま分かっているだけでも、ボブキャット・ゴールドスウェイトが監督する「不良少年のメロディ」と、ジュリアン・テンプル監督による「キンクスの伝記」の2本の映画が待機中で、先生がこれらに大きく関わることは間違いない。

加えて、レイ先生本人の仕事として、コンク・スタジオの売却を延期して取りかかる、ニューアルバムの制作が控えている。

いやいや、まずその前に、先週キュレーターを終えたばかりだというのに、今週末の6月25日にはハイドパークで行われる「Hard Rock Calling festival」に出演。来月2日には「Cornbury Music Festival」に出演と、ステージ活動にも信じられないくらいに積極的。


というわけで、年を召しても相変わらずのワーカホリックぶり健在といったところです。

なんか67歳というよりも、働き盛りの40代くらいの感覚で見てしまいますが、昨年末には、2004年に銃撃された古傷が元で、アメリカ・ツアーをドタキャンしたりもしているわけですから、どうぞ無理せずお体を大切に。
そしてますます元気に、これからも僕たちを楽しませてください!


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| Around The Kinks | 18:09 | comments(6) | - | pookmark |
英国某フェスティバルのKast Off Kinks



やっとのことで探し当てた、英国某フェスティバルでのKast Off Kinksのステージ映像。
会場は格調高きクイーン・エリザベス・ホール。
この人たち、いつもパブみたいなところで演ってるから、若干の場違い感は否めませんが…

ジム・ロッドフォードが今はゾンビーズで忙しいからでしょうか、ベースはジョン・ダルトンが弾いているようです(それにしても年取った)。

当日はメンバーの他に、フェアグラウンド・アトラクションのエディー・リーダー、ジャムのブルース・フォクストン、ロビン・ヒッチコックなどがゲストとして参加するという告知がありましたが、残念ながらこのビデオには映っていないようです。

あと、現地のサイトでも特に騒いでいないから、恒例のレイの飛び入りも、今回は無かったかも知れません。

なにしろキンクスはキンクスでも「Kast Off」の方なので、情報の少なさに泣かされます。


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| Around The Kinks | 20:37 | comments(0) | - | pookmark |
英国某フェスティバルのレイ・デイヴィス、セットリスト(暫定)


日本人として、ここに名称を書くことを躊躇せざるを得ない、英国の某フェスティバルが6月10日に開幕。
その初日のステージでの、レイ・デイヴィスのセットリスト。

ただし、いくら探しても一覧になったリストを書いているところがないので、仕方がないので、あちらのブログや記事を寄せ集めて、何とかそれらしいものを作ってみた次第。
だから、これが正確な曲順かと問われれば、残念ながら自信はないです。
(実際はもう少し演奏したでしょうね)


【Ray Davies at the Royal Festival Hall】10 Jun, 2011

 This Is Where I Belong
 I Need You
 Autumn Almanac
 Dedicated Follower Of Fashion
 Apeman
 Nothing In The World Can Stop Me Worrying About That Girl
 Too Much On My Mind
 See My Friends
 Sunny Afternoon
 Victoria,
 Morphine Song
 Dead End Street
 The Hard Way
 I'm Not Like Everybody Else
 Victoria
 20th Century Man
 Till The End Of The Day
 All Day And All Of The Night
 You Really Got Me
 Waterloo Sunset
 Days
 Low Budget
 Lola

ところで、僕がリストを拾ったこの記事によると、レイは曲間のMCで「キンクスという言葉に言及する時には、自分自身に罰金を科しているんだ」と意味深な発言。
それから、『You Really Got Me』に入る前には、「デイヴはこのリフで名声を得、それはその後のロックの流れを変えた」みたいなことを言って、デイヴを称賛(?)したみたいです。
いまだに再結成への気持が揺れ動く、といったところでしょうか?

さて、レイはフェスティバル最終日の6月19日にもステージがあって、この時にはロンドン・フィルハーモニック・オーケストラとCrouch End Festival Chorusを従えて、「ヴィレッジ・グリーン・プリザベーション・ソサエティ」を全曲演奏する模様。
直接観に行ける人が、実に羨ましい限りです


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| Around The Kinks | 22:11 | comments(2) | - | pookmark |
Ray Davies "Sane"



6月6日にコンク・スタジオにて行われたメルトダウン・フェスティバルのリハーサル。
映像はレイがレジャー・ソサエティー(The Leisure Society)をバックに、新曲「Sane」を歌った時のものです。
(オリジナルのGuardian.co.ukによるカラー版はこちら

果たして、コンクで歌うレイを見るのも、これが最後になるのでしょうか?
そう思うと、何か複雑なものがありますが、それはともかく、新曲は切なくて優しくて、最近のレイ・デイヴィスの良い部分が満載で最高ですね。


そして、いよいよ今日からメルトダウン・フェスティバルが開幕。
何かビックリするようなイベントが起こるのか、起こらないのか(まあ起こらないかな)。
何か目ぼしいトピックがあればその都度お伝えしますが、とりあえずイギリスの人、楽しんでください。


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| Around The Kinks | 18:45 | comments(2) | - | pookmark |
レイ・デイヴィスがコンク・スタジオの売却を延期

昨年の7月末から売りに出されていた、キンクスのハウス・スタジオであるコンク。
今年4月のインタビューでは「売りに出そうか、音響の博物館にしようか迷ってる」みたいなことを言っていたレイ・デイヴィスですが、先頃のBBCのインタビューで、遂に売却そのものの延期を表明した模様です。

レイによれば、
「売りに出していたんだが、僕はレコードを一枚作らなければならなくて、それで今、どうしようか検討しているんだ」
とのこと。

あれれ?
でも、もともとは「新しい環境でアルバムづくりを始めたい」ってことで、使い慣れたコンクを手放すことにしたんじゃなかったのかな?
何という段取りの悪さ、何という計画性の無さでありましょうか。

でもレイは
「あそこにはキンクスと共に作って来た、沢山の歴史があるんだ。僕らは単なるたまり場としてあれを購入したんだけど、いつしかリハーサルやレコーディングをするようになって、そのうちスタジオとして急成長したんだ」
というようなことも言っていて、こういうのを見ると、レイのコンクに対する想いが、まるで我が子に対するもののように感じられて実にイイです。

以前のインタビュー記事でも「良い音が鳴り響くスポットから、床がきしむので足を踏み入れちゃいけない場所まで全部知ってる」と、愛情たっぷりにコメントしていたレイですから、コンクを手放すことには相当な迷いがあるのでしょうね。


最近のレイ・デイヴィス、欧米ではデュエット・アルバムも好評みたいだし、フェスティバルのキュレーターともなれば、それ相応のギャラも貰えるだろうから、金銭的に困窮しているというわけではなさそうです。

であれば、新しい創作場所を求めるなんてことはせず、やっぱりコンクをこのまま保有し続けていて欲しいなあ、と、これは世界中のキンクスファンの共通の希望だと思います。

だって、そこにはキンクスと共に歩んだ長い歴史があるんだからさあ。


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| Around The Kinks | 23:11 | comments(6) | - | pookmark |
デイヴのホリデイ・キャンプ

デイヴ・デイヴィスは一体どこに進もうとしているのだろう。

これは、彼が今年9月半ばに、ヒンドゥー教の説教とスピリチュアルな修養の会を開催するというお知らせのページ
場所はデヴォン州北部のエクスムーアにある、海に面した彼自身の家、ということで、ちょっと調べたら「エクスムーア(Exmoor)」というところは、ヒースの生い茂る荒れた原野で、交通も不便とあって「イングランドでも一番田舎、といっていいようなところ」だそうで…。
デイヴってそんなところに家持ってんですね。瞑想用に…。
なにか胸が苦しくなりそうな。


では、具体的にはそこで何をするのでしょうか?

概要を訳すと、

デイヴによる講演と瞑想への導き、そこには精神的な成長と内面の作用に関する、全ての側面からの開かれた議論があります。
ヨガと霊気療法は、経験豊かな専門の講師によって実施されます。
さらに、世界平和と自己啓発法のための瞑想も行われます。
また、あなたの霊的、精神的エネルギーを、どのように利用するかについての助言と指導も提供されます。
祈りを学び、あなたの精神的エネルギーをよりパワフルにポジティブに放出してください。
われわれ自身を、神聖なエネルギーへの霊媒となるよう徐々に作り変えていきます。
デイヴによるロック・パフォーマンス、マントラ、およびキールタン・セッションも行われます。


…って、まあ大体こんな感じだと思うんですが、やっぱり僕なんかには、ほぼ意味不明ですな。
同じページには、より詳しいスケジュールが、細かい時間割になって載っていますけど、基本的には瞑想と講義と議論(それも霊的、精神的あるいはUFO的なものについて)がぎっしり詰まった日程のようで、いちいち訳すのイヤになっちゃっから、興味のある方はご自分でどうぞ。

お値段はお一人様3泊ホテル付きで$3,800というから、日本円ではざっと30万円くらい、ペアで参加すると$7,000になって、だから日本円では56万円くらいかな?
これが高いのか安いのか、その方面の相場を知らないから、僕には評価のしようがない。


さて、これを見て思いますけど、もうどう見てもデイヴというのは、完全にあちらの精神世界の住人になってしまっていて、布教活動にドップリという感じじゃないですか。
だからこの人にキンクスに戻って欲しいというのは、果たしてそれは正しい願いなんだろうか?
僕らファンとしては、無邪気に「デイヴがいるキンクスが観たい!」とか言うだけじゃなくて、レイ&デイヴそれぞれの置かれた状況というものを、もう一度冷静に見つめなければダメなのかな、という、なんか暗い気持ちになりましたね。

ホントどうなっちゃうんですかね?


以下はオマケです。
ジュリアン・テンプルが撮ったデイヴのビデオ
今回の瞑想塾(?)の舞台となりそうな景色も出てきますが、キンクス時代とのあまりの落差に涙が出ます。

イギリスでは7月に、BBCで放送されるらしいです。


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| Around The Kinks | 19:25 | comments(4) | - | pookmark |
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