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さて、今回はロック音楽における、いわゆる「ギター・リフ」。
これがその原型からどのように形を変えてリサイクルされてきたのか、その変遷を辿ってみようという試みであります。
1960年代からのロック音楽の爆発的な拡散に伴いまして、貴重な資源であります「リフレイン」というものが、徐々に枯渇しつつあると。
このままではロック音楽それ自体が立ち行かなくなってしまう。
そこで、その希少資源に対して、多少の手直しを加えながら再利用していく、
つまりリサイクルしていくということが、非常に重要になってきたわけです。
えー、それでは実際の事例を見て参りましょう。
本日の資料として使用するのは、こちらの素材になります。
キンクス兄弟社が1964年に発明して売り出した「All Day and All of the Night」ですね。
さて、この素材をリサイクルして商品化したのが、アメリカのドアーズ社です。
1968年発表の有名なリサイクル品ですね。
よく出来たギター・リフというものは、様々な業界で再利用されます。
次に検証するこれなどはパンク産業ですけれども、見事にリサイクルされていますね。
更に時代が下りまして2008年。アメリカの(株)オフスプリングも再利用しています。
曲の後半部分に主に活用されていますね。
オリジナル商品の発表から40年以上を経てもなお、このリフは活用されているんですね。
いかに優秀な発明品だったかという証明になりますね。
えー、そんな中、オリジナルの発案者自らも、リサイクルを試みています。
非常に珍しいケースですね。
さて、日本に目を転じてみましょう。
さすがに日本人は発想が独特のようで、意外なところに活用していますね。
私などは初めてこれを聴いた時に腰が抜けそうになりましたが、皆さんはいかがでしょうか?
私は、最近ではこれなどもリサイクルなんじゃないかと疑っているんですが、どうでしょう?
さて、このオリジナルは非常に優れたリフ素材でありまして、実に様々な企業がこれをリサイクルして使用しているのは見てきたとおりです。
一方ここに、このオリジナルに触発されて、類似品を発売した企業があります。
これです。
ところが、この類似品もまた優れているということになりまして、今度はこの類似品の方を再利用する企業も現れます。
さらにややこしいことに、今度は本家の方がこの類似品をリサイクルするという、極めてまれなケースも出て参りました。
どうもこのオリジナル企業の方は、えー、企業というのはキンクス兄弟社ですけれども、リサイクルされたらリサイクルし返すというのが信条のようでありまして、このほかにも他社の製品リサイクルを色々と試みているようであります。
その研究発表はいずれの機会に譲るといたしましょう。
以上、見て参りましたように、優れたリフ素材というものは、時代やジャンルを問わず常にリサイクルされ、人々に感動を与え続けるものなのです。
本日のこれは、そのほんの一例にすぎません。
ロックの歴史はリサイクルの歴史。
現代に生きるリサイクル職人も、オリジナルを再利用して市場に出すために、今日も様々な工夫を凝らし続けていることでしょう。
えっ?
それって単なるパクリじゃないかって?
いいえ違います!リサイクルです!
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最近、久しぶりにウォーレン・ジヴォンの「The Wind」を聴いてみたら、以前聴いていた頃よりも、ずっと心に沁みるようになっていたので驚いた。
これはやっぱり地震やら何やらで、知らず知らずのうちに、精神面に変化が起きているのかも知れないなあ。
それでこうしたアルバムに心を打たれるようになったのかも知れない。
この「The Wind」は、アメリカのシンガー・ソングライター、ウォーレン・ジヴォンの最後の作品。
しかも、あらかじめ最後の作品に、つまり遺作にすることを目的に作られた、ある意味では彼の遺書のようなアルバムです。
ジヴォンはアルバム制作に入る前の2002年9月に、末期の肺がんであることが判明し、余命3ヶ月を宣告されていました。
彼はその3ヶ月という僅かな時間を、最後のアルバム作りに賭けたのです。
ブックレットを開いてまず驚かされるのは、ゲストの豪華な顔ぶれ。
ブルース・スプリングスティーン、ジャクソン・ブラウン、ライ・クーダー、ドン・ヘンリー、ジョー・ウォルッシュ、ティモシー・シュミット、トム・ペティ、マイク・キャンベル、デビッド・リンドレー、ジム・ケルトナー、ジョン・ウェイト、トミー・ショウ、エミルー・ハリス…。
また、クレジットにはないものの、一説にはボブ・ディランもセッションに加わっていたという話もあります。
ただ、その豪華さを喜んでもいられないのは、参加した彼らは、皆ジヴォンとの最後の別れを惜しむためにスタジオに入ったのだ、という背景を感じてしまうからでしょうか。
一方「ロック界のサム・ペキンパー」とあだ名され、戦争や暴力、ショッキングな現実をリアルな歌にしてきた、往年のジヴォンはここでも健在で、歌詞を読めば、目の前に迫った自分自身の死の影に、正面から向かい合っている姿が生々しく伝わってきます。
いや、こう書いていると、これはリスナーに悲しみや同情を強いるような、重苦しい作品なのかと誤解されそうですが、全くそんなことはありません。
確かに、以前の諸作品に比べて、一部の曲での彼の声は弱々しく聞えます。
しかしながら、肉体は疲弊しているにしても、彼の精神はいささかも衰えていない。恐ろしいくらいに前向きであって、待ち受ける悲劇的な前途に対しても、むしろ積極的ですらあります。
ボブ・ディランの「天国の扉」のカヴァーでは、エンディング近くで「扉を開けろ、扉を開けろ!」と、リズミカルに連呼さえしています。
収録曲は、無骨なロックン・ロールから、ウェストコースト風の軽快な曲、アコースティックな弾き語りまで様々ですが、曲中に笑い声があがったり、力強い「Come On!」のような掛け声があったりで、リスナーを陰鬱にさせるようなことはありません。
アルバム制作中のジヴォンは、恐らく「生きる」とか「死ぬ」ということを超越した次元にいたんじゃないのかな、と思います。
さて、そうした様々な楽曲群の中にあって、最大のハイライトと言えるのは、ラストに収録されているこの「Keep Me In Your Heart」でしょう。
夕闇が迫って 息が切れかけている
しばらくの間だけでいいから
君の心に俺をとどめておいてくれ
君の傍を離れたとしても
それは愛をなくしたからじゃないんだ
しばらくの間だけでいいから
君の心に俺をとどめておいてくれ
朝に目覚めて 狂ったような太陽が目に入ったら
しばらくの間だけでいいから
君の心に俺をとどめておいてくれ
夜ごと旅立つ「結末」という名の列車みたいのものさ
しばらくの間だけでいいから
君の心に俺をとどめておいてくれ
Sha-la-la-la
しばらくの間だけでいいから
君の心に俺をとどめておいてくれ
家の中の些細な用事をしながら
時々は俺を思い出して
ほほ笑んでくれるかい
俺はブラウスのボタンみたいに
君に結びついているのさ
しばらくの間だけでいいから
君の心に俺をとどめておいてくれ
俺の手をとり 君の夢の中に連れて行ってくれ
まるで見えてるみたいに俺に触れてくれ
冬が来たなら暖炉を燃やし続けておいてくれ
俺は君のすぐそばにいるよ
機関手はプレザント・ストリームを目指して北へ向かう
しばらくの間だけでいいから
君の心に俺をとどめておいてくれ
車輪は回り続けるけど蒸気は切れかけている
しばらくの間だけでいいから
君の心に俺をとどめておいてくれ
Sha-la-la-la
しばらくの間だけでいいから
君の心に俺をとどめておいてくれ
Sha-la-la-la
心にとどめておいてくれ
この曲の歌入れの時点で、ジヴォンは既にスタジオ入りできないほどに衰弱しており、自宅に録音機材を持ち込んで、そこで収録したといわれます。
アルバム最後の曲は、そのまま彼の人生最後の曲になりました。
死期を悟ったアーティストが、音楽人生の最後の最後に訴えた言葉は「俺を忘れないでくれ」。
うーん、こういうのが人間の心情なんでしょうね。
自分がいなくなっても、残った人たちには自分を忘れないでいて欲しい。
やっぱり、人間として一番悲しいのは、自分という存在が忘れられてしまうことなのだというのが、ダイレクトに伝わってきます。
このあたりのことが、今回のエントリー冒頭に書いたこととリンクしてくるのですが、これを聴くと、僕なんかの頭には、今年日本に不幸な出来事があって、そこで沢山の方々が亡くなってという、そういう現実がよぎるわけです。
それで、僕らはそのことを決して忘れてはいけないなという想いですね。
やはり、忘れないでいることが最大の鎮魂になるんじゃないか、とか。
ちょっとしんみりしますが…
さて、それはさておき、余命宣告されていることを公表した後、テレビ出演した際に、司会者から「今の君は、僕の知らない事を知っているのかい?」と問われた時の言葉がまた良いので、最後に紹介しておきます。
ジヴォン曰く
「I savor my time and enjoy every sandwich」
(時間というものを噛みしめながら、サンドウィッチの一口ひとくちを楽しんでいるよ)
この「enjoy every sandwich」は一種の流行語となり、後にスプリングスティーンやディランらが参加した、ジヴォンのトリビュート・アルバムのタイトルにもなっています。
日本盤のライナーによると、「次のジェームズ・ボンドの映画公開が間に合わなかったらがっかりするなあ」と語っていたというウォーレン・ジボンでしたが、結局は映画公開どころか、そのDVD発売にも間に合った、とあります。
しかし、アルバムリリースからおよそ1ヶ月後、余命宣告から一年を経た2003年9月7日、自宅で仮眠をとっていた彼は、そのまま還らぬ人となってしまいました。
享年56歳でした。
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