CALENDAR
S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< September 2012 >>
ARCHIVES
CATEGORIES
amazon
キボウのカケラ
LinkShare
アフィリエイトならリンクシェア
MOBILE
qrcode
SPONSORED LINKS
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - | pookmark |
キンクス・カヴァー・コンテストの優勝者が決定
このブログでも6月27日の記事8月5日の記事でお伝えした、レイ&ミックが審査するキンクス・カヴァー・コンテスト。
当初の予定から大幅に遅れて、ようやく優勝者が決定したみたいです。

優勝したのは「Sunny Afternoon」をカヴァーしたPamella Moo。
彼女が作った作品がこれ。



このビデオは、僕も8月5日の記事の方で、自分のプッシュする一曲に入れていたので、こういうことになってくれて妙に嬉しいです。

本人たちも「元々のギターサウンドを踏襲しつつ、そこにビートを加えることで、この曲のダンスバージョンを創ってみた」と言っているように、原曲のメロディーを変にいじり回すことなく、それでいて全く別の楽曲のように仕上げてしまうテクニックは、中々のものだなと感心します。

それにプラスしてこのビデオですね。
例えば本家のほうが「Dead End Street」でやったみたいな、追いかけっこのようなドタバタ加減が、なんかこう、非常にキンクスっぽいじゃないですか。
きっとレイ先生ってば、こういうのが好きなんだろうなあ、という気がします。
(もしくは、おねーさんの色香に迷ったか…?)

このあと、Pamella Moo達は、コンク・スタジオでレイ先生とミック・エイヴォリーに会い、先生方のプロデュースで曲を仕上げる予定のようですから、いつかこれの正式版がリリースされることになるのでしょう。
でも、これって意外と売れそうな予感がしますけど、どうでしょうね?


ちなみに、その他のファイナリスト、および応募者のビデオはこちらから。
みんなかなりの力作なので、ここから更にチョイスして、本格的なキンクスのカヴァー・アルバムでもリリースしたら、売れるかどうかは別にして、意外と面白いものになるんじゃないかと思うのですが。


いつもありがとうございます!
↓ 励ましの1日1クリック ↓ ★お願いします★
にほんブログ村 音楽ブログ ロックへ

↓ 出来ましたらこちらのほうも↓ ★お願いします★

| Around The Kinks | 20:43 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
奇跡のデイヴ情報第3弾!今度は新譜が出るみたい
 Classic Hitsというサイトが、実は8月23日に掲載していたデイヴに関する情報です。
ちょっと古い記事なんですけど、このところキンクス関連に動きがなくて(まあKast Off Kinksは、最近までずっとツアーをやってたみたいですが)、レイ先生も9月30日から始まるUKツアーの準備に余念がないのか、ずっと雲隠れ中なものですから、このいささか中途半端な記事を引っ張り出してきました。

とりあえず、以下はその本文からの抜粋です。


■■ここから引用■■

この数カ月の内に、キンクスのギタリスト、デイヴ・デイヴィスがオリジナルアルバムを携えて戻って来る。
ベテラン・ロッカーは彼のfacebookに、ニュー・アルバムは「2012年末にリリースされる」と書き込んだ。

デイヴはまた“何人かの興味深いスペシャル・ゲスト・ミュージシャン”が、数曲に参加していると言い、「アルバムのプロモーションが楽しみで仕方ないんだ」とつけ加えた。

同じ書き込みで、彼は特定のオンライン・メディアが、キンクスの地位と歴史に関して「偽情報」を流したと述べた。

「キンクスは1996年に分裂した。なぜならそれはレイがソロ・キャリアを追求したいと思ったからだ」デイヴは言う。
「ミック・エイヴォリーは1982年にバンドを辞めた。後を引き継いだのはボブ・ヘンリットで、彼は1996年までプレイした」
「僕はそれ以来、ソロ・パフォーマーとしてレコーディングやツアーを行ってきたんだ」

■■引用ここまで■■


注) よく分かんないけど、僕のところもこんな引用ばっかりやってると、そのうち「知的財産権の保護に関するうんちゃら〜」に引っかかるかもしれないので、あくまでもサイトからの“抜粋”での紹介であります。
本当はこの後に、デイヴが今月末にまたぞろ行う『Satsang Weekend』の話題が続くんですけど、「知的財産権に関するうんちゃら(というかACTA?)」が怖いのでやめときました。

さて、話は戻って…
うーむ、これは何とも捉えどころのない記事でしたね。
とにかくデイヴは年末にニュー・アルバムをリリースするらしいと。
しかし、facebookにデイヴ自らがせっせと書きこんで宣伝しているところを見ると、これまたThe Dave Davies Shopだけで購入可能な自主製作盤じゃないか?という気もします。
でも、スペシャル・ゲストの言及は気になるし、プロモーションもするつもりみたいだから、ひょっとしたらどこかのメジャーから出す計画でもあるのかしら?
年末リリースだったら、そろそろ予約とか始めても良い頃なのに、アルバムの具体像が全然分からないです。

それと、これまたよく分からないのは、キンクスの「偽情報」にデイヴが怒っているらしいというくだり。

するとデイヴは、キンクスの分裂は、レイがソロでやりたいと望んだからだということを、ここで声を大にして言いたかったのか?
それと、ミックが辞めたのは、普通に言われる1984年じゃなくて1982年だと訂正したいのか?
いや、しかし、それってホントかな?
だって「State Of Confusion」って1983年ですよね。公式にはあのドラムはミックということになってると思うんだけど…?

というわけで…
なんと!
なんの広がりもないままに、今回のこの話は終わりであります。

いやー、なんかモヤモヤとした疑問だけが残るエントリーになっちゃいましたね。
正直このところ、キンクスのニュースらしいニュースがないので、今月まだ2つしか記事をアップできず、それで焦って書いたらこんなもんです。

どこかにキンクスのニュース落ちてませんかぁ?


いつもありがとうございます!
↓ 励ましの1日1クリック ↓ ★お願いします★
にほんブログ村 音楽ブログ ロックへ

↓ 出来ましたらこちらのほうも↓ ★お願いします★

| Around The Kinks | 22:40 | comments(10) | trackbacks(0) | pookmark |
The Whoのトリビュート・アルバムにデイヴが参加
10月2日にリリースされる、ザ・フーのトリビュート・アルバム「Who Are You An All-Star Tribute to the Who」に、デイヴ・デイヴィスが参加しているという話題。
今のところ、詳しいレコーディング・データが無いので、いつの時点での録音なのか、そういったことが全然分からないのだけれども、これが仮に最近録られたものであるならば、いよいよデイヴの本格復帰も近いんじゃないかと、密かな期待を寄せております。

そもそもこの「An All-Star Tribute to the Who」については、日本ではあまり話題になってないみたいなんですが(ていうか、僕も最近まで知りませんでした)、クレジットを見ると、参加してるのは意外に豪華メンバーでありまして、そしてそのそれぞれが、これはもうロック・シーンにおける乱交パーティーじゃなかろうか!というくらいに、互いに入り乱れてフーの代表曲を演るというですね、そういうアルバムになってます。

例えば、ジョン・ウェットンとジューダスプリーストのKK.ダウニングとドリーム・シアターのデレク・シェリニアンが「Eminence Front」を演奏するかと思えば
デフ・レパードのジョー・エリオットとリック・ウェイクマンとカーマイン・アピスが「Love Reign O’er Me」を演り
ハーマンズ・ハーミッツのピーター・ヌーンとイエスのピーター・バンクスとクリームのジンジャー・ベーカーが「Magic Bus」をカヴァーする
といった感じでありまして、音の想像がなかなかつかない。

フーのトリビュートというと、以前にも「Substitute」というのが出ていて、これはデヴィッド・ボウイーとか、パール・ジャムとか、ポール・ウェラーとかが参加して、各自がバラバラにフーの曲を演奏する形式だったんですけど、今回のこれは何しろ「乱交」であるからして、意外な人が意外な人とセッションしていたりする。そういう面白さがありますね。
それから、イギー・ポップも「I Can’t Explain」で参加してますけど、このミュージシャンがフーのこの曲をどのように料理するのか、という興味もあり、相当面白い一枚に仕上がっているんじゃないかと思います。


さて、そんな中で、我らがデイヴ・デイヴィス先生はというと、ダムドのラット・スキャビーズ、ヴァイブレーションズのノックスと共に「My Generation」を取り上げています。
あちらのサイトのレコード評によると
“パンク色あふれる「My Generation」は、曲もメッセージも時代を超越していることを証明してみせた”
とありますから、デイヴは元のパンク・キッズふたりを従えて、元祖パンク・ロッカーとしての貫録を、これでもかと見せつけてくれるに違いありません。

そしたら今度は、その勢いに乗って、一気に現役復帰を果たしてもらいたいものだと願うわけなんですが、さあデイヴは今後どう動きますかね。


「Who Are You An All-Star Tribute to the Who」TrackList

1. Eminence Front
    John Wetton (Asia), KK Downing (Judas Priest),
    Derek Sherinian (Black Country Communion)
2. Baba O’Riley
    Nektar, Jerry Goodman (Mahavishnu Orchestra)
3. I Can See for Miles
    Mark Lindsay (Paul Revere and the Raiders),
    Wayne Kramer (MC5)
4. Love Reign O’er Me
    Joe Elliott (Def Leppard), Rick Wakeman,
    Huw Lloyd-Langton (Hawkwind), Carmine Appice (Vanilla Fudge)
5. My Generation
    Dave Davies (Kinks), Knox (Vibrators), Rat Scabies (Damned)
6. The Kids are Alright
    The Raveonettes
7. Won’t Get Fooled Again
    Sweet
8. Anyway Anyhow Anywhere
    Todd Rundgren, Carmine Appice
9. I Can’t Explain
    Iggy Pop
10. Behind Blue Eyes
    Pat Travers
11. Magic Bus
    Peter Noone (Herman’s Hermits), Peter Banks (Yes),
    Ginger Baker (Cream)
12. Who Are You
    Gretchen Wilson, Randy Bachman (BTO)
13. Pinball Wizard
    Terry Reid, Mike Pinera (Blues Image),
    Brad Gillis (Night Ranger)
14. Squeeze Box
    John Wesley (Porcupine Tree), David Cross (King Crimson)
15. Bargain
    38 Special, Ted Turner (Wishbone Ash),
    Ian Paice (Deep Purple)
16. The Seeker
    Joe Lynn Turner, Leslie West (Mountain)



いつもありがとうございます!
↓ 励ましの1日1クリック ↓ ★お願いします★
にほんブログ村 音楽ブログ ロックへ

↓ 出来ましたらこちらのほうも↓ ★お願いします★




| Around The Kinks | 22:08 | comments(8) | trackbacks(0) | pookmark |
独メディアによるデイヴ・デイヴィス・インタビュー
Dave Emlenさんのサイトで、ドイツのサイトによるデイヴのインタビューが紹介されていましたので、以下に引用させていただきます。

インタビューの最後で、オリンピックに浮かれていた僕らに冷水を浴びせるような言葉が飛び出しますので、要注目です。

■■以下引用■■

Q:11年前、あなたは「キンクスはまだ終わってない」と言いました

Dave:ワォ!時の過ぎるのは早いね!

Q:ところが、オリジナル・メンバーのピート・クエイフが2年前に亡くなってしまった

D:ピートの逝去は悲しかった。キンクスの一部が死んだということだからね。僕たちは大切な仕事を共有してきた。でも、ピートはミュージック・ビジネスに幻滅してしまったんだ。60年代後半に、兄のレイがバンドを支配し始めると、彼は僕とレイとの間で板挟みになってしまった。彼にとってはそれが重荷だったんだ

Q:その頃キンクスは大変な時期を過ごしてました。1964年からアメリカでの演奏を禁止され、「Village Green Preservation Society」も評価されずに終わった

D:世間とはズレがあったよね。若い奴らが「ジジイになる前に死にたいぜ!」って歌ってる時に、僕らは思いやりとか家族愛について歌ってたんだから

Q:1969年には、イギリスの労働者家庭を描いた「アーサー」を出したわけだけど、その頃The Whoは「トミー」の大成功で絶賛されていた

D:そう、面白いよね。僕はピート・タウンゼントが好きだし、ピートはキンクスの大ファンなんだ。思うに、キンクスがロック・オペラというものを創ってるらしいと聞きつけたピートが「クソッ!俺も一丁やったるか」と考え出したんじゃないかな。でも彼のアイデアはすごく変わっていたね。僕らのは、僕らの家族と、第二次世界大戦中の一般的な家庭について歌ったものだ

Q:1970年代には、キンクスはジェネシスが試していたような、ロック演劇に方向転換しましたよね。でも、キンクスがロンドンの労働者階級家庭をテーマにしていたのに対して、ジェネシスはより哲学的でした

D:そうだね。なぜなら、それは僕らの家族の実体験だったからだ。知っての通り、ジェネシスのメンバーは別の文化圏で育ってきた。キンクスは後から出てきたパンクスみたいのに近い。奴らは労働者階級の出身だったからね。ジェネシスは中流以上の家庭の出身で、良い家に住み、何でも持っていた。これは色んなことを考える余裕が与えられていたということなんだ。一方の僕らは社会の薄汚れた側にいた。アーティストが描けるのは、自分の身の回りに起こったことだけということだね

Q:レイとは、もう何年も別々の道を歩んでいるわけだけど、家族としての接触は別にして、音楽とか創造に関するやりとりはありますか

D:葬式で会おうぜって感じかな。僕らも年を取って、周りの人間も何人か亡くなっている。それで、レイとはよく葬式で顔を合わせるんだ。ビジネスの話もするけど、彼は益々自己中になってる感じがするな

Q:彼はオリンピックでキンクスの曲を歌いましたが

D:他の誰よりも驚いたし、憤慨したさ。僕は「Waterloo Sunset」はいつだって共有の曲だと思っていたんだ。分かるかい、あれはキンクスのものであって、誰か一人のものじゃない。キンクスの音楽には、沢山の異なる質点や意図が、多方面にわたって散りばめられている。それは一個人のものなんかでは決してないんだ

■■引用終わり■■

そうなんです。
ちょっと前まで、僕らが目を輝かせていた、あのオリンピックでのレイのパフォーマンス。あれをデイヴは認めていなかったんですね。

以前からの発言を見ても、デイヴには、「Waterloo Sunset」に限らず、キンクスの曲はレイだけじゃなくて、メンバーそれぞれがアイデアを持ち寄ったものだという自負があるようです。
例えば、以前のピート・クエイフ追悼コメントの中では、「Waterloo Sunset」の”シャララ〜”コーラスは、実はピートのアイデアだったようなことを匂わせたりもしています。
そうして考えてみれば、キンクスの楽曲はレイ個人のものじゃないというのは、これはまったくデイヴの言う通りで、僕らは近頃、それを少しばかり疎かにしていたような気もします。

まあ逆を言えば、そんなにキンクスに思い入れがあるなら、さっさと活動再開してくれよ、とも言いたくなりますが、本人たちにしてみれば、そんなに簡単なものじゃないんでしょうね。

久々に見たデイヴのインタビューは、色々な意味で考えさせられる内容でした。



いつもありがとうございます!
↓ 励ましの1日1クリック ↓ ★お願いします★
にほんブログ村 音楽ブログ ロックへ

↓ 出来ましたらこちらのほうも↓ ★お願いします★

| Around The Kinks | 21:15 | comments(10) | trackbacks(0) | pookmark |
| 1/1PAGES |