まず1月。レイ先生がロンドン市内で行われる「Word in Motion」という、いわば街なかを現代芸術家のパフォーマンスの場にして、映像や詩を発表しようという、そういうプロジェクトに参加するという話題がありました。 しかし、これは当然ロンドン限定のイベントなので、うちでもあまり話題にせずに終わっています。
と、ここまで2ヶ月間で、キンクス関連のリアルタイムなニュースはこのたったの2件のみ。 次いで3月も、Record Store Dayがパイ期3作のアナログ盤(赤青緑のカラー・レコード)発売という、まあ人によってはどうでもいいような話題だけであって、いやあ、この頃はこのブログ的にも一番キツイ時期でした。
ところが、いよいよ4月になると、フジロックにレイ先生登場の話題が飛び込んできます。次いで「Kinks At the BBC Box set」のリリース発表と、ビッグニュースが続きます。 ただし、フジロックは7月の末、ボックスセットは8月発売ということで、5〜6月にはいきなり話題不足に陥りますが…
そうした半面、うちのブログ的には、レイ先生の誕生日に書いたお祝いのエントリーが、海外の大物サイト“Dave Emlen's Unofficial Kinks Web Site”に紹介されて、実は僕はこの当時、PCのこちら側で密かにふんぞり返っていたのです。 ちょっとこういうことは自慢しいみたいになるので、恥ずかしいから今まで黙っていたのですが、まあ年末だから許してください。
キンクスで言うと、定番はもう「Waterloo Sunset」ですかね。 季節が冬であるということは、この曲のどこにも出てこないんだけれども、でも“chilly, chilly is the evening time”という一言で、ちなみにchillyというのは「冷え冷えする」とか「ひんやりとした」という意味ですけれども、それだけでリスナーに季節は冬なんだろうな、というのを意識させるというですね、そういう曲です。
あと『State of Confusion』に入ってる「Don't Forget to Dance」なんかも、