年明けから、この最高傑作アンケートを引っ張っているので、今回の更新までにキンクス関連のニュースでも入れば、一旦あいだを開けようと思っていたのですが、いまだ何も出てこないので、同じネタで続けることにします。
僕が考えていたアンケート関連の記事は、まず第一弾が結果発表、第二弾がアルバム単体ごとのコメント紹介。そして第三弾が、複数のアルバムに投票した方々のコメント紹介だったので、だから今回のこれはアンケート記事のラストになります。
皆さんに参加してもらって、書き手としては楽チンだし、その割にブログランキング等での手ごたえがあり、ホントはまだまだ手放したくないのですが、いつまでもこのコンテンツに甘えるわけにもいきませんからね。
ということで、ほぼ投票者の皆さんにおんぶに抱っこで記事にした、自称「他人の褌で相撲をとるシリーズ」の最終回。複数アルバム投票者の皆さんのコメント紹介にまいります。
■自分が好きなアルバムです。
「Something Else」
「The Village Green Preservation Society」
「Arthur or the Decline and Fall of the British Empier」
「Lola versus Powerman and Moneygoround part1」
「Muswell Hillbillies」
「Schoolboys in Disgrace」
「One for the Road」
■とても一つに絞れない〜。
「The Kink Kontroversy」
「The Village Green Preservation Society」
「Arthur or the Decline and Fall of the British Empier」
「Muswell Hillbillies」
「Everybody's in Show-biz」
「Preservation act1」
「Schoolboys in Disgrace」
「Sleepwalker」
「Phobia」
■厳密に言えばフォビアと思うのですが、やはり一枚には決めがたく、直感でパパパッと7枚。
とにかく聴いてて飽きない。客観的に見ると、全体の統一感がとれてるヤツを選んだような気がしました。
「Face to Face」
「Something Else」
「The Village Green Preservation Society」
「Muswell Hillbillies」
「Everybody's in Show-biz」
「Schoolboys in Disgrace」
「Phobia」
■地味だけど、フォーキーでブルージーないい曲が多い「Kinda Kinks」。
ポップでメロディアスな曲で埋め尽くされた「Face to Face」。
ビートロック全開の「Live at Kelvin Hall」。
「Kinda Kinks」
「Face to Face」
「Live at Kelvin Hall」
■“キンクスを聴いたことがない人にこの一枚を”ということなら「Something Else」です。
好きなアルバムなら「Everybody'sinShow-Biz」です。
「Something Else」
「Everybody's in Show-biz」
■一枚だけってのはやっぱり無理です。
「Arthur or the Decline and Fall of the British Empier」
「Muswell Hillbillies」
「Give the People What They Want」
「To the Bone」
■17、8の頃にリアルタイムで聴いたってのが大きいですね。思い入れがあります…やっぱり。
「Muswell Hillbillies」
「Everybody's in Show-biz」
■ガレージっぽいのなら「The Kink Kontroversy」。
ぜひ歌詞もいっしょに楽しみたい「Something Else」。
聴けば聴くほど深みのある「Arthur」。
一番音がキンクスっぽくないけど、聴きこむと一番キンクスっぽい気がする「Muswell Hillbillies」。
サラリーマンなら心に沁みる?「Soap Opera」。
やっぱりロックバンドなので「One for the Road」。
この時期もいい曲多いのがわかる「State of Confusion」。
21世紀のバンドの作品といっても通用する?「Phobia」。
とにかくいい曲が多いバンドだってよくわかる「To the Bone」…
全然絞れません……すいません。
「The Kink Kontroversy」
「Something Else」
「Arthur or the Decline and Fall of the British Empier」
「Muswell Hillbillies」
「Soap Opera」
「One for the Road」
「State of Confusion」
「Phobia」
「To the Bone」
■「Something Else」はなんと言っても『Waterloo Sunset』が入っているから。
「Give the People 〜」は記念すべき初来日公演の直前に出たアルバムだし、『Better Things』が入っているから。
「Something Else」
「Give the People What They Want」
■「サムシングエルス」から「アーサー」までは、自分が思うに一番キンクスが好きな時代だった(ちなみに高校生だった)。
洋楽好きな友人達に変人扱いされてた。
「ワンフォーザロード」と「ショービズ」は、ライブが見たくて見たくて仕方ない時だったので繰り返し聴いていた。
「マスウェル」と「ヴィレッジグリーン」は、死ぬまで聴いていくマストアイテムです。
「Something Else」
「The Village Green Preservation Society」
「Arthur or the Decline and Fall of the British Empier」
「Muswell Hillbillies」
「Everybody's in Show-biz」
「One for the Road」
■単純に良く聴くアルバムを選んでみました。
「ヴィレッジグリーン」はみんな入れると思うので外しましたが、「サムシングエルス」は外せませんでした。
「Something Else」
「Arthur or the Decline and Fall of the British Empier」
「Muswell Hillbillies」
「Everybody's in Show-biz」
「Give the People What They Want」
「Phobia」
■キンクスを初めて聴いたアルバムが「Percy」なので、まずは一票。
どれも大好きなアルバムなので、最高傑作となると…
うーん悩んでしまいますが、特に好きなアルバムを選ばせていただきました。
「Face to Face」
「Something Else」
「Percy」
「Sleepwalker」
■RCA期〜アリスタ初期は、死んだら棺桶に入れて欲しい作品ばかり。
僕の青春の一枚ばかりです。
「Everybody's in Show-biz」
「Preservation act1」
「Soap Opera」
「Schoolboys in Disgrace」
「Sleepwalker」
「Misfits」
■1枚選ぶのは無理だから、パイ、RCA、アリスタから一枚ずつ選びました。
「Something Else」は文句なしでしょう。きっと票も集まるんじゃないかな?
「Soap Opera」はイマイチ地味だけど俺は大好きな一枚。「プリザベーション」とかと比べるとストーリーも分かりやすいし佳曲揃いの好盤。
「Give the People 〜」は初めてリアルタイムで聴いたキンクスのオリジナルアルバムなので思い入れが違います(その前に「One for the Road」は聴いてたけど)。これを引っ提げての初来日も忘れられません。
クリッシー・ハインドには足を向けて寝れないですね。
「Something Else」
「Soap Opera」
「Give the People What They Want」
■楽しいアンケートありがとうございます。週に1日はキンクス日和にお邪魔しています。
「Kinks」はRayのサイン入りだからです。
「Village Green 〜」はRayの魂だからです。
どうぞよろしくお願いいたします。
「Kinks」
「The Village Green Preservation Society」
■文句なしに好きなアルバムです。複数回答可なので助かりました。ひとつに絞れと言われたら泣く泣く「Village Green 〜」に絞ると思います。
「The Kink Kontroversy」
「Face to Face」
「The Village Green Preservation Society」
「Arthur or the Decline and Fall of the British Empier」
「Lola versus Powerman and Moneygoround part1」
「Percy」
「Schoolboys in Disgrace」
■「最高に英国」な1枚と「最高に米国」な1枚。
でも、じっくり味わえば、どちらもキンクス。このバンドの懐の深さを感じます。
「The Village Green Preservation Society」
「Muswell Hillbillies」
■どれもこれも素晴らしいので難しかったですが、とりあえず最近よく聴く3枚に入れました。
「The Village Green Preservation Society」
「Arthur or the Decline and Fall of the British Empier」
「Phobia」
■曲と表現が素晴らしい。
「The Village Green Preservation Society」
「Lola versus Powerman and Moneygoround part1」
「Sleepwalker」
「Phobia」
■理由はなく、シンプルに「好き」なものを選びました。
「Arthur or the Decline and Fall of the British Empier」
「One for the Road」
「Uk Jive」
「To the Bone」
■「Something Else」名曲ぞろい。何より最後を締めくくる『Waterloo Sunset』があまりにも名曲です
「Face to Face」
「Something Else」
「Sleepwalker」
「Give the People What They Want」
「Phobia」
「To the Bone」
■どれも好きですが、「Think Visual」は初めて聴いたアルバムで、地味ながらも、一番体質に合う感じなので。
「Show-biz」は、年代の空気感が心地いいので。
「Everybody's in Show-biz」
「Think Visual」
■都市の再開発とコミュニティの変容という、キンクスの隠れたテーマを象徴する作品として。
(個人的には、今年、社会人学生として修士論文を書いていたのですが、ずっとBGMにしてました。テーマが近かったので示唆ももらいましたし、やる気も鼓舞され…たかな?とにかく感謝)
「Preservation act1」
「Preservation act2」
■両者に共通していることですが、収録曲の粒が揃っていること、流れが美しいこと、そして彼ならではのメッセージが心に響くことです。
「The Village Green Preservation Society」
「Soap Opera」
なにしろ皆さんが迷いに迷って投票するので、僕は途中経過を見ながらひとりでニヤニヤしていたんですが、こうして選ばれたアルバムを、コメントと共に改めて眺めると、これはやっぱり悩むの分かるなあ。
普通に考えれば、例えば「Village Green」と「Phobia」の音って180度違うから、これが両方好きってのは成り立たない気もするけれども、でもキンクスに限っては、これが許容されちゃうんですね。
あと、どのアルバムにも聴きどころがあって、また時代時代で色々な音に変わって行くから、その時々のこちらの気分で好きなアルバムが異なってしまう。
僕は常々「喜怒哀楽はキンクスの歌で全て表現できる」と豪語しているんですが、それはやはり、上のコメントにある通り、このバンドの懐が深いからこそ言えることだし、音の振り幅もとんでもなく広い。
元々、ビギナーの方にキンクスへの入口をお教えしたくて、それで始めたアンケートだったはずなのに、なんかいま見ると、自分のまとめも含めて、ますます混乱させる結果になってしまった気がします。
そしたら、もうこうなると、ジャケットでも何でもいいから、とにかく気に入ったアルバムから聴いてもらうしかないですな。
だって、これだけキンクスを聴きこんだ人たちが、とても一枚に選べないって言うんだから。
さて、これでキンクス最高傑作アンケートの調査報告は終了です。
ブログへのコメントで、大混戦なので上位5作くらいで決選投票をしたら?というご意見もあったんですが、僕は色々考えた末に、それはやらないことにしました。
やっぱり、このばらけ具合が、いかにもキンクスらしいなあと思うし、結局参加者一人ひとりの好きなアルバムこそが、その人にとっての最高傑作だというのがあらためて分かったからです。
繰り返しになりますが、投票していただいた皆さん、読んでいただいた皆さん、本当にどうもありがとうございました。
これに味をしめて「他人の褌で相撲をとるシリーズ」の第二弾をやることがあるかも知れませんが、その時もどうぞよろしくお願いいたします。
いつもありがとうございます!
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