昨年、ニューアルバムのリリースと、アメリカツアーで復帰したデイヴ・デイヴィスが、4月11日に、およそ13年ぶりにイギリスでギグを行うということで、あちらではもう随分と前から、インタビューやらレビューやらで話題になっていたのだけれども、僕の怠慢から、このブログではそれらを一切取り上げることが出来ませんでした。
(まあ、斜め読みした限りでは、デイヴもさほど衝撃的なことは言っていなかったと思うので、そこは勘弁してください)
それで、デイヴがステージをやったのであるならば、これは流石に何か書いとかなきゃならんだろうというわけで、焦っておりましたところ、折り良くその4月11日Barbican Centreでの、デイヴのセットリストが挙がってたので、それを単に転記しようというですね、今回も何というか、その、手抜きの記事でございます。
ただ、でも、それでもこのセット、見ていただければお分かりの通り、実にいい感じに組まれているんです。
1. I'm Not Like Everybody Else
2. I Need You
3. She's Got Everything
4. Little Green Amp
5. Creeping Jean
6. Tired of Waiting for You
7. Susannah's Still Alive
8. See My Friends
9. Strangers
10. Flowers in the Rain
11. Young and Innocent Days
12. Death of a Clown
13. The Healing Boy
14. Dead End Street
15. Living on a Thin Line
16. Remember the Future
17. Where Have All the Good Times Gone
18. All Day and All of the Night
Encore
19. I'm Not Like Everybody Else
20. You Really Got Me
意外とキンクスが多いですね。
ソロ曲は4曲かな?
後は全部キンクスの、それも初期の頃の曲がメインのようです。
このあたりの選曲は、近年のレイ先生にも共通してますけど、特に
I Need You
Where Have All the Good Times Gone
I'm Not Like Everybody Else
Dead End Street
All Day and All of the Night
See My Friends
Tired of Waiting for You
You Really Got Me
なんてところは、レイ先生のライブでも定番ですね。
ただ、デイヴ先生が違うのは、レイ先生ではこれまた定番の
Sunny Afternoonとか、Dedicated Follower of Fashionとか、Waterloo Sunset、Celluloid Heroesというあたり。つまりキンクスのミディアムな代表曲、これを全く演っていない。
僕は、これはどういうことかと言うと、デイヴというのは、やはり生粋のロックンローラーなんでしょうね。
もちろん、お兄ちゃんもロックンローラーなんだけれども、あの人の場合は少し遊びというか、ロックそのものを茶化した部分も少なくない。
対してデイヴは、ロックに対してやっぱり凄くストイック、という印象を持ちます。
まあ、ロンドン公演一回だけの曲目を見て書いてるので、我ながら説得力に欠ける気もしますが、でもなんか良いセットリストだなあというのを、そこはかとなく感じましたね。
恐らく、デイヴが単独で日本に来ることは、今後も無いかも知れないけれども、デイヴがメインのステージというのも、やっぱり一度は観てみたいです。
超絶ランキング降下中!
↓ 励ましの1日1クリック ↓ ★お願いします★
↓ 出来ましたらこちらのほうも↓ ★お願いします★