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Preservation Act1 全曲訳1「Preservation」
 昔々、遠いところに
 フラッシュという悪党がおりました
 とても邪悪で
 人々を脅しつけ、暴力で支配しては
 次々に土地を買い上げました
 
 野原を掘り起こし、木を切り倒し
 土地投機を行いました
 でも、それはすべて自分の夢を実現するためでした
 自分さえ良ければ、それでよかったのです
 
 人々は怖れ
 どうしたら良いか途方に暮れました
 ギャングと闇商人
 それから国家に寄生する悪徳政治家の魔の手から
 逃れる術はありません
 
  野原と樹木を救おう
  それを国民のもとに取り戻そう
  政府を倒し
  みんなを守る新しい指導者を見つけよう
  
  あいつは、僕たちみんなを助けると言った
  国家のためにもなると言った
  でも本当は、全部自分のためだった
  自分を守るためだった
 
 悪貨が流通して、賄賂が横行するような時には
 悪魔がすり寄ってきて、権力を握ります
 フラッシュは約束を破りました
 ついに彼は自分の罪と嘘
 それに悪行を償う時がやって来たのです
 
 暴動が起こりそう
 大変な暴動が起こりそう
 保身のためにみんなを不幸にするなんて
 こんな罪深いことは無い


振り返ってみたら、「Preservationシリーズの全曲解題を始めます!」と向こう見ずにも勇ましく宣言したのが昨年2月のことでした。

それからコツコツと、死ぬような思いで『Village Green Preservation Society』全曲を書き終えるのにおよそ10ヶ月。
すると、このままのペースで行くと、本当に生きてる間に『Preservation Act2』のエンディングにまで辿りつけない恐れがあるので、それではあまりにも無念なので、この辺でいい加減、このロック・オペラの方に取り掛かってみようと思います。

とは言うものの…
これを読んでくださってる皆さんは、Preservationのストーリーというのを、どれくらい把握されているんでしょうか?

実は、僕はこの『Preservation Act1・2』の両アルバムを、古い輸入盤のCDでしか持っていないのです。
今では日本盤も容易に入手できるようになっているので、ひょっとするとそこには訳詞や解説が付属しているのかも知れませんが、恥ずかしながら、僕は歌詞を日本語で読んだことがありません。
更に悪いことに、キンクスの作品の中でも、特にRCAのオペラ・シリーズは、全世界的にもあまり興味を持たれていないらしく、これらに関する文献もあまり見かけないのが現状です。
なので、細かいストーリーなど、未だに分からないことだらけです。

だから、そういう人間が書いていくのであるからして、いきなり壁に突き当たって、暗中模索の状態が続いてしまう可能性があります。
畏れ多くも「解題」などという、そんな大それたことが出来るとは、到底思えないのであります。
なので、今回は基本的には『Preservation Act1・2』の全曲訳。これを目標に、あと曲ごとに思いついたことなどを書き込んで、最終的に全体のストーリーを把握してみたいと考えております。

そもそも需要そのものがあるのかどうかも分からないのですが、『Preservation Act1・2』の全曲訳を載せるような、そんな酔狂なブログなんかこれまで見たことがないので、これを進めることが、もしも誰かの役に立つようなことがあれば、それはそれで嬉しいし、まあボチボチ始めてみることにします。


ということで、あまり期待はしないでね!という予防線を張ったところで、今回はまず、Act1・2のアルバムリリース後に出た、同名のシングル曲を訳してみました。

現在流通しているCDでは、『Preservation Act1』のオープニングに収録されることの多い、この「Preservation」という楽曲ですが、実際には1973年11月の『Act1』、74年6月の『Act2』に続いて、シリーズとしては一番最後の74年10月に発表されたものだったんですね。
キンクスは74年11月24日から、3週間にわたる"プリザベーション・ミュージカル・ツアー"をアメリカで敢行しているので、恐らくそのテコ入れのためのシングル・リリースだったのでしょう。一種の予告というか、本編をコンパクトにまとめたダイジェスト的な曲になっているので、現在のCD1曲目にも違和感なく収まっています。

歌詞を読めばお分かりの通り、フラッシュという悪人が、人々を騙し、土地を転がして、巨額の富を得、やがて国家さえも動かすまでに上り詰めるという、そういうストーリーが暗示されています。
ただし、これも歌詞から察するに、悪のフラッシュは最後には断罪される運命にあるようです。

この曲を導入部にして、これからどんな物語が展開されるのか、次回から順を追って見て行くことにいたします。


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| Preservation全曲訳 | 21:45 | comments(6) | trackbacks(0) | pookmark |
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